国会議員や大学教授や弁護士でも理解できていない「公共」の概念について触れるちゃ

なんやらJR大阪駅の御堂筋線の構内の広告でよぉ、まーたなんかクレームが出ているちゃね。

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性的イラストが許せんみたいやちゃ

なんかいかにも「ツイッターあるある」みたいな炎上騒ぎでよぉ、オラなんかは「まーたか」と思うくらいやけど、こういう広告であーだこーだ言われるもんやのう。

元衆議院議員の尾辻かな子さんのツイートが発端になっとるがいど、これに賛同しとるアカウントが、政治家、大学教授、弁護士と、まあそれなりの社会的な地位を持ってらっしゃる方がおられるがやね。

こういうのを見るたびによぉ、「こんなもんは見せられない」という割には、センシティブ設定にすることもなく、堂々と画像を拡散しとるのちゃ、発言と行動が噛み合っていないと、いつも感じてしまうちゃ。

それにしてもよぉ、こういうのを見るたびに、オラは「この人達、当たり前なことをわかってないなー」とか「この人達、本当に大丈夫ながけ?」と思ったりするちゃ。ただ、こういうのが発生するたびに、再度振り返ることも大切ながで、今回の件に触れながらよぉ、再び「公共の概念」について触れていくちゃ。

公共の場こそ「表現の自由」が許されるちゃ

こないだもブログで書いたがやけどよぉ、表現の自由とは公共の場だからこそ許されるもんながやね。

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かなり多くの人が勘違いしとる「公共」の概念について触れるちゃ 最近こういうツイートを見たがやね。 https://twitter.com/kangokugai/status/1565105819980808192?s=20&t=u5kcpf_bMXppAB7BE6GkNQ 【アイコンにするのはアウト?】...

ここではよぉ、公共の場というのは、自分の所有地ではないがでよぉ、自分ルールを押し付けることができないと書いたがやね。そんでよぉ、公共の場を司るルールというのは「法律」であってよぉ、今回の場合は「広告意匠審査ガイドライン」も含まれるちゃね。

つまりよぉ、「法やルールを守られてりゃ、何を掲載しようが自由」ということになるちゃね。

今回騒ぎになっとる「雀魂」と「咲-Saki-」のコラボ広告ながいど、これは国や自自体が定める法律や条例に基づいたもんであって、JR西日本の広告の基準をクリアしているものであるがやから、何のルールも反しているわけでもないものながいちゃね。

そりゃよぉ、どんな広告にしたって、人には好き嫌いがあって当然やろう。ただよぉ、その一個人の「見たくない」という感情だけでよぉ、今回のような広告を排除することは不可能ながいちゃね。

もっともな話、「見たくない」という理由で排除を許されるような世の中になってしまった場合はよぉ、それを発言した本人も「あんた嫌いやから消えてくれんけ?」というのも通用してしまわんと、整合性を取れなくなってしまうがやね。嫌いなものを排除し合うような世の中になってしまったら、そりゃ戦争も同然になってしまうもんやちゃ。

これがまかり通ってしまうようやと、すでに「法治国家」やなくて「人治国家」ということになってしまうちゃ。

要するによぉ、こういう広告関連で排除を求めるような人たちちゃ、根本的に「法治国家」を理解できていないも同然ながやね。そういう根本的なところを理解もしてないで、政治家とか弁護士とか大学教授とかやっとるのちゃ、相当ヤバい人たちやなーとオラは思ってしまうもんやちゃ。

萌え絵に喜ぶオタクを勝手に妄想して、勝手にキレる人

こういうのに叩く人は、ただ「嫌い」ぐらいなら、個人の感情として容認できるところではあるがいど、なぜか「性的搾取」「性犯罪を誘発する」「女性差別だ」などよぉ、絵にも書いていないようなことを勝手に妄想して噛み付いている想像力が豊かな人が結構おらっしゃるがやね…。

しかしよぉ、広告を叩く人には、「女性を性的消費してもいいと思う人がいる」「性犯罪を誘発するもの」として批判しとるもんがおるがやけどよぉ、実際にそういった人物を出してくる人がほとんどおらんがやね。

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ジェンダークレーマーのみなさん!イラストから「女性差別」を引きずりだしてくれんけ!? 昼にツイート見てたらよぉ、おっかしな炎上しとったがいちゃね。 https://twitter.com/comic_natalie/status/1510820735279050755?s=20&t=TSaR8ItqPhYtjf03BjgRSQ ...

「月曜日のたわわ」の新聞広告が騒がれたときによぉ、オラが「女性差別を解消するように努めるがで、この絵から女性差別を出してください」と言ったがやけど、誰一人出すようなことはなかったがやね。

本当にそういうヤバい人がおるというがなら、発言した人が実在性を証明していく必要があるがいど、全くそういう素振りを見せないもんながやね。自分で発言したことを自分で説明もできんかったら、そりゃ「ただの妄想じゃないの?」と疑われるもんかと思うちゃ。

要するによぉ、こういう「萌え絵に喜ぶオタクがー」なんて言っとるもんちゃ、自分で勝手に「萌え絵に喜ぶオタクを想起」してよぉ、「自分で想像したオタク像を叩いている」ということになるがやね。

自分で想像したことを自分で叩くのちゃ、どんな一人芝居ながでしょうか?

ジェンダーギャップ指数を持ち込んで数値で語らない人

あと、立憲民主党の政治家である藤原さんが「ジェンダーキャップ」について呟いとらっしゃるがいどよぉ、こういうツイートをする人ちゃ、本当に無責任だなーといつも思うがやね。

なんでかと言ったらよぉ、仮に広告を外したとしたら、どのポイントがアップして、どのように順位が上がっていくのかを、きっちり数値化して示す必要があるからやちゃね。いろいろ突っ込まれとるがやけど、自分自身の説明責任を果たすことなく「読んでませーん」なんて言ってしまうがやね。

うーん…自分がツイートしたことをよぉ、もっと詳細を詰めていこうとしないような人が、国会議員なんてなっていいもんかとオラは思えんがやけど、正直大丈夫ながでしょうか…?

それによぉ、ジェンダーギャップ指数というのは、スイスの非営利団体「世界経済フォーラム」が独自で裁定されたもんらしいがやけど、そのスイスでセクシーな広告を掲げられているがやね。この広告が堂々と掲げられとるスイスが13位でよぉ、日本は116位ということは、順位の差がつくのは広告が原因ではないことを容易に考えられるわけやけど、この当たりは藤原さんはどう説明できるがでしょうか?

こういうのを見ると「私、藤原のりまさは思い込みでテキトーに発言して説明はしない人ながです!」と自己紹介しとるようにしか見えんがになるちゃね。

まー自分で発言したことをよぉ、最低限ちゃんと詳細を詰めて説明するとかよぉ、今の中高生でもきっちりできるもんが結構おるというがに、国会議員を目指しとるもんが、この程度で良いもんかとオラは疑わしく感じるもんやちゃねえ。

自分ルールを押し付ける人は毅然とした対応でOKやちゃ

今日のニュースにはよぉ、この後の詳細が出ていたがいど、広告代理店の見解が出ていたがやね。

  • 修正を重ねていて問題ない
  • 地上波ですでに放映されて一般の目に触れているから問題ない
  • 11月27日で契約満了
  • (おそらくファン宛へ)心配をかけさせてもうしわけない
  • 尾辻かな子さんには何も言うことはない

こんな感じで対応されとったがやね。

まあ、尾辻かな子さんの主張とか、それに賛同する人達とかを見ていたら、ただの主観の垂れ流しにすぎんしよぉ、客観的なデータに基づく批判にもなってないしよぉ、それに法にもルールにも抵触しているわけやないがやから、担当者の言う通り「あんたらに別に何も言うことないがやぜ」で終了ながやね。

そりゃ、当然やちゃねえ。

法律とかガイドライン以外の自分ルールを押し付けてよぉ、「アレはダメだ」「性的搾取だから排除だ」なんて言うもんに従っていたらよぉ、何のために法律とかルールを定めているのだ…という話になってしまうにか。

「法治国家」の原則はあくまでも「法の下での自由」であることやから、こんな「人治主義」同等の人間の言うことなんて、突っぱねて然るべきやちゃね。こういう自分ルールを押し付けてくるようなクレーマーなんかによぉ、全く怯むこともなくて、「公共の場は法やガイドラインだけがルールで、一個人の感情など受け付けてないちゃ」「こっちはルールにしたがってやっとらーぜ」「べらどまは自分ルール押し付けてくんなま!」と毅然とした態度で、企業も個人も対応されたらいいなーと思うちゃ。

尾辻かな子さんならびに賛同者の方々、残念ですちゃね。日本は法治国家やからのう…。

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